2022.04.18RELEASE

女子高校生に人気の企業数社と一般社団法人がタッグを組み「痴漢抑止活動PRキャンペーン」を展開

株式会社サン・スマイル(本社:東京都港区/代表取締役社長:田中徳也)は、一般社団法人痴漢抑止活動センター(代表理事:松永弥生)との共催企画として新学期開始後の4月28日(木)から2週間「痴漢抑止活動PRキャンペーン」を展開します。また、本企画には趣旨に賛同した「ドン・キホーテ」を展開する株式会社パン・パシフィック・インターナショナルホールディングス様、アパレルショップ「WEGO」を展開する株式会社ウィゴー様、また、Z世代に圧倒的人気を誇るWebマガジン「Emo!miu(エモミュ―)」や高校生マーケティングをと専門とする株式会社アイ・エヌ・ジー様が、各社のCSR活動の一環としてご参画いただきます。関東・関西の繁華街、ターミナル駅近隣にある店頭や施設内でのポスター、リーフレット設置にご協力いただきます。

◆「痴漢抑止活動PRキャンペーン」を企業活動の一環として取り組むにいたった背景

日ごろから10代、20代の若者に人気のブランドやサービスを抱えている企業としてCSR活動を展開するにあたり「日本の若者が直面している社会的問題への取り組み」を検討しておりました。そのなかで「一般社団法人痴漢抑止活動センター」との出会いがあり、電車通学をする女子高校生を中心とした若い学生たちが「痴漢」による被害に悩み、いまだに声を上げにくい環境が続いていることを知りました。また、声をあげにくい被害者が「痴漢抑止バッジ」を使うことによって一定の抑止効果が得られること、クラウドファンディングにより22月3月からバッジの無償化が可能になったものの当事者である女子高生たちへの認知拡大に課題を抱えていることなどを知り、共催企画としてプロジェクトを立ち上げることに致しました。本企画では、単に寄付をする以上に、我々のもっているビジネスリソースを活用することで社会問題への企業責任を果たし、「安心して教育を受けられる環境づくりへの貢献」を目指しています。

◆痴漢を許さない社会をつくることもSDGs

警視庁の発表によると、東京都内における痴漢(迷惑防止条例違反)の検挙数は約1,300件(令和2年)*です。これは、コロナ禍で電車に乗る人が激減した中における検挙数です。実際に警察に届ける被害者は3%以下とも言われている痴漢被害の現場において、いかに身近なところで被害が発生しているかご理解いただけると思います。事実として、「安心して学校にいけない」「生活圏内で身の危険を感じる」ことに耐えている若者達がいます。また、被害者は女子生徒だけではありません。痴漢犯罪は性犯罪の中で軽視されがちですが、被害者の心に深い傷を残します。被害が原因で電車に乗れなくなり不登校になるケース、また被害を受けたことで自尊感情が削られるなど、たかが痴漢と見過ごすことはできない人権問題です。「SDG4.質の高い教育をみんなに」をはじめし、すべての学習者の教育、人権、平和に関わることです。加害者と被害者が大人と子供という構図になっている性犯罪に対し、許さない社会の目も重要な役割と考えています。



詳しくはこちらのプレスリリースをご覧ください。

220418_痴漢抑止活動PRキャンペーン